顎関節症でよくあるお悩み
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食べ物を
噛む時に
顎が痛む -
顎がカクカクと
音が鳴る -
口を開くと
顎周辺に
違和感がある -
顎が
疲れやすい
顎の痛みや違和感は「顎関節症」かもしれません
顎に痛みや違和感があるものの、そのうちに改善するだろうと考えて放置していませんか?
顎の痛みや違和感、顎の音がするなどの症状がある場合、「顎関節症」の可能性があります。
顎関節症を放っておけば、口が開きにくくなることや、何をしなくても痛むようになるなど症状が悪化する可能性があります。
顎関節症がなぜ起こるのか原因を知り、適切に対処できるようにしましょう。
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顎関節症が起こる原因は日常の習慣が関係しています
顎関節症は突然起こるものではなく、少しずつ原因が積み重なることで生じます。
顎関節症を改善するには、根本の原因を知ることが大切です。
顎は、食べる・話すなど生きていく上で大切な部位であるため、顎関節症の症状がみられる場合は早期に対処する必要があります。
ここではまず、顎関節症の原因や症状についてご紹介します。
【顎の構造について】
顎関節は、左右の2つの関節から構成されています。
頭の骨のくぼみに下顎の骨がはまり込むような構造になっており、口を開いたり閉じたりすることで、下顎の骨がくぼみから外れて動く仕組みになっています。
【顎関節症の原因】
顎関節症が生じる原因は明確になっていませんが、歯の食いしばりや頬杖、不良姿勢などの日常の習慣やストレスなどが関係して生じていると考えられています。
顎関節症には次の4つの種類があります。
●咀嚼筋痛障害
顎を動かす筋肉に炎症が起こっているタイプです。
顎周辺の筋肉の緊張によって、口を開けたり閉めたりする時に痛みが生じることや、頭痛が伴うことがあります。
●顎関節痛障害
顎関節には軟骨や靭帯などの組織が損傷しているタイプです。
動かすことで炎症が悪化するため、痛みが強くなるといわれています。
●顎関節円板障害
顎関節内にあるクッションの役割を果たす顎関節円板がズレてしまっているタイプです。
顎がポキポキと音が鳴る場合は、顎関節円板障害の可能性があります。
●変形性顎関節症
加齢などが原因で顎関節の骨が変形してしまっているタイプです。
口を開ける時に引っかかりや痛みを覚えます。
【顎関節症の症状】
●顎の痛み
顎関節症では、顎の痛みが症状として現れることが多いです。
顎周辺の筋肉が緊張している顎筋肉障害では、筋肉が硬くなることで痛みがでやすくなります。
また、顎関節痛障害では顎関節の組織が炎症しているため、動かすことで痛みが生じます。
●顎の違和感や動かしにくさ
口を開く・閉じる動作をした時に、顎に違和感や動かしさを覚えることも顎関節症の代表的な症状です。
顎の筋肉が緊張して硬くなっていると、顎に動かしにくさが生じるでしょう。
また、顎関節円板がズレている場合や、顎の骨が変形している場合にも顎を動かした際に違和感を覚えることがあります。
●顎から音が鳴る
顎を動かした際に「カックンカックン」「ザラザラ」など音が鳴ることがあります。
顎関節円板がズレていることや、顎の骨が変形していることで、骨同士が擦れて音が鳴っていると考えられます。
●頭痛
顎の筋肉が緊張していると、筋肉が硬くなることで血流が阻害されます。
血流が悪くなって脳へ送られる血液量が減少することで、頭痛が生じやすくなります。
●肩こりや首の痛み
日常的に姿勢が悪いと肩や首へ負担がかかることで筋肉が緊張してしまいます。
その筋肉の緊張が顔から顎へと拡大することで、顎関節症に繋がることもあります。
その場合、肩こりや首の痛みも症状として現れます。
顎関節症は放置せずに適切に対処しましょう
顎関節症は痛みが強くなければ、放置してしまう方も多いかもしれません。
しかし、顎は話したり、食べたりする際に使われる大切な部分なので、早期に対処することをおすすめします。
また、日常生活が原因で顎関節症は発症することが多いので、日頃から顎関節症が発症しないように予防するようにしましょう。
【顎関節症の対処法】
●自分で顎を鳴らさないようにする
顎関節症の症状で顎の音がカクカクと鳴る場合、気になって何度も顎を意識的に鳴らしてしまうという方も多いでしょう。
しかし、何度もわざと顎を鳴らしていると、顎の関節のズレや炎症が悪化してしまう可能性があります。
顎に違和感や音がなる場合には、むやみに顎を鳴らさないようにしてください。
●痛みがある場合は硬い食べ物を避ける
顎に痛みが生じている場合は、顎の炎症や損傷が悪化しないようにするために、安静にすることが大切です。
硬い食べ物は、顎の関節や筋肉への負担が大きく、痛みが悪化してしまう可能性があります。
フランスパンなどの硬いパンや、硬い肉、ガムなどの食べ物は避け、お粥やうどんなど柔らかい食べ物を選ぶようにしましょう。
【顎関節症の予防法】
●噛みしめに気をつける
歯を強く食いしばってしまう「噛みしめ」の癖があると、顎へ大きな負担がかかるため顎関節症を引き起こしやすくなります。
とくにストレスを感じた時やスポーツ中などに噛みしめる方が多いです。
噛みしめは無意識に習慣になってしまっているものなので、意識して歯を食いしばらないようにしましょう。
●日常の習慣を見直す
日常的に顎へ負担が大きくかかる行動や習慣は、顎関節症を引き起こすことがあります。
頬杖やうつ伏せで寝るなどは些細な習慣ですが、蓄積されれば顎関節症に繋がってしまうため、顎へ負担のかかる習慣は意識して改善するようにしましょう。
●姿勢を改善する
日頃から姿勢が悪いと、首や肩に負担がかかることで筋肉が緊張して硬くなってしまいます。
顔の筋肉は首や肩に繋がっているため、顎の筋肉も緊張すると、顎関節症を起こしやすくなると考えられます。
猫背姿勢や反り腰など日常的な姿勢の悪さを改善するためにも、正しい姿勢を維持するようにしましょう。
そうすることで、筋肉の緊張や血流不良による顎関節症の予防に繋がります。
世田谷総合鍼灸・整骨院【顎関節症】アプローチ法
顎関節症は歯科、口腔外科の治療領域ですが、残念ながらこれといって治療をしてくれることが少ないです。
スプリント療法というマウスピースをはめて様子をみるのがほとんどといわれています。
顎関節症でかなり重症度の高い手術適応患者様(顎関節の変形などが起きている方)以外はほとんどの場合、完治可能といわれています。
世田谷総合整骨院では、顎関節まわりの咬筋(噛む筋肉)を緩め、頸部の調整、噛み締めがきつく硬い筋肉を「電気EMS」でゆるめたり、「鍼施術」を施して痛みを緩和したりしていきます。
施術効果としては、週1回ほど通院していただくことで、音が鳴らなくなった、口が開かなかったのが開くようになったなどの効果が期待できます。
また女性の場合、顎関節症で噛み締めがきつくエラが張っているなどの外見上、悪い変化をもたらすことがあります。
「電気療法」や「鍼施術」で筋肉をほぐすことにより小顔効果も期待できます。
著者 Writer
- 院長:島崎 建(シマザキ タテル)
- 生年月日:1989年2月23日
血液型:B型
出身:横浜市青葉区
趣味:ゴルフ
多くの患者様に鍼施術の素晴らしさを届けるために日々精進しております。