頭痛でよくあるお悩み
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頭痛が
頻繁に起こる -
頭痛で仕事に
集中できない -
痛み止めを
飲まずに頭痛を
改善したい -
肩こりが
ひどくなると
頭も痛くなる
頭痛はタイプ別の対処が大切です
現在、日本では約4000万人もの方が頭痛もちだといわれています。
頭痛には大きく「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3タイプがあります。
それぞれの頭痛は発生する原因が異なるため、適切な対処法も異なります。
痛み止めに頼らなくてもいいように、
頭痛の原因や種類、対処法についてご紹介します。
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あなたの頭痛タイプや原因を知りましょう
頭痛には「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つのタイプがあります。
つらい頭痛を改善するために、まずは自分がどの症状に該当しているのか理解することが必要です。
適切な対処をするためにも、まずは3つの頭痛タイプの特徴や原因からみていきましょう。
【緊張型頭痛の原因】
●筋肉の緊張
スマホやデスクワーク作業の際に、長時間のうつむき姿勢や猫背姿勢が続くと、首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張して血流が悪くなります。
その結果、筋肉が疲労し、神経が刺激されて痛みが生じると考えられています。
●ストレス
日常生活の中で受けるストレスが蓄積されることも緊張型頭痛を引き起こす原因の1つといわれています。
ストレスによって神経や筋肉が過度に緊張すると、筋肉に疲労物質が溜まりやすくなります。
疲労物質が溜まると、脳内の痛みの調整機能がうまく働かなくなるため頭痛が起こります。
【緊張型頭痛の症状】
緊張型頭痛とは、肩や首、背中や頭など頭部まわりの筋肉が異常に緊張することにより筋肉のコリを感じ、それが引き金となり頭痛が起きている状態をいいます。
緊張型頭痛は、最も発症例が多いタイプの頭痛で、頭のまわりから首筋にかけて、重苦しい感じや頭をベルトで締めつけられているような圧迫感を感じることが特徴です。
また、首のコリや後頭骨の下(うなじの部分)が慢性的な不快感やコリで血流が悪くなり、神経の圧迫も伴います。
【片頭痛の原因】
片頭痛が発症する原因はさまざま考えられます。
一説としては顔面や頭部の脳神経である三叉神経が関係していると考えられます。
三叉神経が興奮することで、こめかみや頭部の血管から痛みを感じさせる物質が放出され血管の拡張が生じます。
すると血管が脈打つ形で頭部片側ないし、両側に拍動性の痛みを感じるといわれています。
神経が興奮する原因としては、主にストレスや緊張が挙げられます。
また、気候や強い光、寝不足なども片頭痛を引き起こす要因といわれています。
【片頭痛の症状】
片頭痛は女性に発症しやすい頭痛です。
片頭痛は緊張型頭痛と混同されることが多いですが、片頭痛の方が強い痛みが生じやすいという特徴があります。
動くと痛みが悪化し、頭痛発症時には光や音に対して敏感になります。
また、痛みとしてはズキズキと脈打つような痛みが生じることが特徴です。
頭痛だけではなく、吐き気や嘔吐などの症状を伴うことがあります。
人によっては、片頭痛が起こる前の前兆として閃輝暗点と呼ばれるチカチカした光が見えることがあるといわれています。
【群発性頭痛の原因】
群発頭痛の原因は明確になっていませんが、目のすぐ後ろにある太い血管が拡張し、その周囲に炎症が生じて、神経を刺激されることで発症すると考えられています。
群発頭痛を引き起こす要因には、喫煙やアルコールの摂取、疲労などが挙げられます。
【群発性頭痛とは】
群発頭痛は、頭痛タイプの中でも最も痛みが強い頭痛といわれています。
若年から中年の男性に発症することが多く、女性に発症することは少ないです。
群発性頭痛は、片側の目の奥に激しい痛みが生じます。
群発性頭痛は発作タイプなので、1~2カ月の間発症して自然に治まります。
発症する間隔には個人差がありますが、1~3年ごとに生じるといわれています。
また、発作時期には毎日同じ時間に数時間発症し、夜中から明け方頃が多くなっています。
人によっては頭痛だけではなく、目の充血や鼻水、涙などの症状も伴うことがあります。
頭痛タイプに合った対処を行いましょう
頭痛が起こった時には、頭痛タイプに合った対処を行うことで痛みの緩和が期待できます。
つらい頭痛から解放されて快適な日常生活を過ごすために、それぞれの頭痛タイプの対処法を知っておきましょう。
また、予防を日常的に行うことで、頭痛を回避することにも繋がります。
【緊張型頭痛の対処・予防法】
●姿勢を正す
日常的に姿勢が悪いと、首や肩まわりに負担がかかりやすくなります。
すると首や肩、頭の表面の筋肉が収縮して硬くなり、血流が悪くなるため緊張型頭痛を引き起こしやすくなります。
そのため、日頃から姿勢を正すことを意識すれば、首や肩への負担が軽減され頭痛の予防を目指すことができます。
とくにデスクワークやスマホの使用中には姿勢が悪くなりやすいので注意が必要です。
●タバコや飲酒を控える
タバコや飲酒は血管の収縮や拡張の作用があるため、緊張型頭痛を悪化させる可能性があります。
そのため、頭痛のある時にはタバコや飲酒を控えるようにしましょう。
●ストレッチ
緊張型頭痛は、首や肩の筋肉の緊張やコリによって発症することが多いです。
そのため、ストレッチで肩と頭を支える肩まわりの筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。
筋肉をほぐすことで血行が良くなり、首まわりの緊張やコリを緩和する効果が期待できます。
【片頭痛の対処・予防法】
●休息環境を整える
片頭痛は動くと痛みが悪化するので、できるだけ安静にすることをおすすめします。
また、光や音に敏感になるため、静かで暗い部屋で過ごすようにしましょう。
●ポリフェノールを控える
ポリフェノールには血管を拡張させる働きがあるため、片頭痛を引き起こす可能性があります。
お酒(とくに赤ワイン)やチョコレートなどポリフェノールを含む食品を避けるようにしましょう。
【群発性頭痛の対処・予防法】
●後頭部からうなじを冷やす
群発性頭痛は目の奥の血管が拡張して炎症を起こしている状態です。
そのため、後頭部からうなじを冷やすことで炎症が抑制され、痛みの緩和が期待できます。
世田谷総合鍼灸整骨院【頭痛】アプローチ法
【緊張型頭痛に対する施術】
緊張型の頭痛は、「鍼施術」の有効性が高く、一回の施術で何かしらの変化を実感していただける方が多いです。
また、筋肉の緊張を取り除くことにより大変高い効果が期待できます。
デスクワークやそれに伴うストレートネックなどが原因の場合は、筋肉の緊張をとり、正しい姿勢を学習することで首まわりのコリなどが徐々に軽減されていく場合が多いです。
【片頭痛に対する施術】
最初に申し上げたいのが、片頭痛は血管拡張型の頭痛なので、変にマッサージをしたりすると頭部付近の血管が拡張、血流が上がり逆効果になる場合があります。
そのため、当院では三叉神経や緊張状態にある交感神経を鎮める施術を行っていきます。
「鍼施術」を用いて頭部、頸部、背部、下肢末端、腕、手先の経穴(ツボ)に対して東洋医学的な施術を行っていきます。
さらに、良導絡(りょうどうらく)という現代鍼灸の医療機器によって神経の興奮を抑える「鍼通電施術」を施すことで症状の改善を図ります。
慢性的な頭痛にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
著者 Writer
- 院長:島崎 建(シマザキ タテル)
- 生年月日:1989年2月23日
血液型:B型
出身:横浜市青葉区
趣味:ゴルフ
多くの患者様に鍼施術の素晴らしさを届けるために日々精進しております。